※「ゆらぎ」は完売しました。後継機は「なごみ」になります。
1.対象者
・男性6名(73.8±1.9歳)、女性18名(72.4±3.8歳)
2.方法
・和歌山県広川町において介護予防に興味のある人を募集。
・平成18年11月13日(開始)から平成19年2月26日(終了)の約3ヶ月、週に1回広川町の施設に集まり、木製筋力トレーニングマシン「ゆらぎ」による筋力トレーニング(レッグエクステンション、レッグカール、レッグアダクション)を30分程度実施。
・開始時と終了時に身体測定、体力測定とアンケートを実施
・体力測定の内容は、5m歩行、最大一歩、FR(ファンクショナルリーチ)、開眼片脚立ち、20回昇降運動、握力、脚力
3.結果
・5m歩行、開眼片脚立ち、20回昇降運動、脚力において有意に筋力の向上がみられた
4.研究機関
・和歌山大学教育学部体育学 中俊博教授
助走2m、本区間5m、終走2mの計9mを早脚で歩き、本区間の走行時間を測定
高さ10cmのステップ台の上に、昇り降りを20回おこない、時間を測定
両目を開いた状態で、片脚で立っていられる時間を測定。最大1分間
トレーニングチェア1号機を改造した脚力測定器をつかい、脚を伸ばす(レッグエクステンション)ときの力を測定。
アンケートによりトレーニングを実施した教室全体について、感想を聞いてみた。93.1%の方が、満足であった。
アンケートにより身体や気持面での変化について、感想を聞いてみた。
多くの項目で、身体面、気持面において、良い結果が得られた。
トレーニングにより体力向上の効果がみられ、また、体力向上の結果、身体や気持面においてもよい方向に向かっている結果が得られた。