高齢者の腰痛予防向けです
普段の日常生活では、腹筋に比べ、背中を後ろ側に曲げる運動(背筋)はあまりできていません。腰痛を予防するためには、腰やお腹周りの全体の筋肉を鍛えることが大事です。
「もこと」は普段あまり使っていない背筋を中心にして腰やお腹周りの全体の筋肉を鍛え腰痛を予防することに役立ちます。
体幹(背筋)のトレーニングができます
高齢になれば、腰が曲がり前かがみになる方が多く見受けられます。ほっておけば歩くときに杖が必要となってきます。これは、背中を後ろ側に曲げる筋肉が弱ってきており、背骨にかかる重心の位置が前の方に移るためで、腰に負担がかかり、腰痛の原因となります。
背筋を伸ばすことが大事で、そのためには、背中を後ろ側に曲げる筋肉(背筋)を鍛えることが重要です。
「もこと」は座るだけで、背筋が伸びるように設計されており、その状態で背もたれを後ろ側に押す運動をすることで、背筋を鍛えます。
オプションでアダクション(内転筋、骨盤底筋を鍛える)ができます
オプションのレッグアダクションは、「もこと」本体の座面の下に取り付け、太ももの内側の内転筋を鍛える運動ができます。
内転筋は、歩行の際に安定性を保つに必要な筋肉で、鍛えることでバランスよく楽に歩けるようになります。また、骨盤底筋群も一緒に鍛えますので、尿失禁の予防にもなります。
「もこと」本体に、オプションのアダクションを取り付けても、トレーニングをしないときは、椅子としてご利用することができます。
普段椅子として利用しているときは、座面の下に格納していますが、トレーニングするときは、アダクションアームを、90度回転させ太ももの膝のところ固定させます。
両膝でクッションを挟み込んで、力を入れてクッションを押しつぶすようにします。これで内転筋、骨盤底筋を鍛えます。
広島大学と共同研究して開発しました
「もこと」は、
広島大学大学院保健学研究科 浦辺幸夫教授のシーズをもとに共同研究を行い開発した商品です。
浦辺教授は、スポーツ選手のリハビリ、高齢者のリハビリや介護予防が専門で、さまざまな医療福祉機器の開発や日常生活用具の工夫に取り組んでいます。
移動手段(車など)の発達や家電製品の普及などにより、日常生活の中で身体を動かすことが非常に少なくなってきています。便利すぎることは、生活習慣病や肥満といった観点からはマイナス要因で、加齢とともに身体機能が低下すると、さらなる運動量の低下は避けられなくなってきます。
高齢者などの運動弱者が、簡単な道具や機器を使って生活の質を向上するこを研究テーマにしております。
「もこと」は、高齢者の普段の日常生活の中で簡単にトレーニングができ、体幹を鍛え腰が曲がるを防ぎ、腰痛予防につなげてい商品として共同開発しました。