木でできたトレーニングチェア

　まず入って一番目についたのは、見晴らしの良さでした。高台にあり真下は公園になっており、その向こうに田辺湾が広がり、その先には白浜方面が見えます。
　パノラマ的な景色は圧巻です。

　こじんまりとした施設なので、トレーニングをしないときは、椅子として利用できる「なごみ」がたいへん役に立っているそうです。
　いつも午後から、「なごみ」で下肢のトレーニングをしているそうです。利用者の方も気に入ってくれているそうです。

　さらに驚いたことに、お風呂は温泉だそうです！有名な白浜温泉に近いだけにここでは温泉がきているそうです。
　この日は、利用者のみなさん足湯を楽しんでました。足湯につかりながら、スタッフの方から足をマッサージしてもらっており、たいへん気持ちよさそうでした。
　ここにいるみなさん、90歳を超えているそうです。あまりにも元気なので、またまたビックリしました！

　施設はあまり広くないため、一般的なフィットネスジムに置いているようなトレーニング機器の導入が難しいため、コンパクトな弊社のトレーニングチェアを選んでいただいたそうです。
　実際に、所狭しとばかりに弊社のトレーニングチェア５台が置かれていました。トレーニングしないときは椅子として利用できるので重宝しているそうです。
　スペースに余裕のないところでも、十分に筋力トレーニングができているそうです。

　トレーニングは、理学療法士1名、柔道整復師1名で午前中におこなわれているそうで、あいにくこの日訪れたのは午後で、トレーニングをしているとこは見ることができませんでした。
　しかしこの日はちょうど、演奏会の日で、笛やハーモニカに合わせて唄が披露されており、利用者のみなさん、たいへんの楽しくしていました。

　利用者のみなさんもトレーニングに慣れてきているそうで、毎回積極的にトレーニングを楽しんでいるそうです。
　トレーニングを続けている人は、歩行がしっかりとできるようになってきているそうで、「つどいのおか」ではどの程度の効果が出ているのか客観的な評価をするために、体力測定を実施しているそうです。
　「森の音」を使ってどの程度体力が向上したのか、とても楽しみです。
（写真は「つどいのおか」さん提供）

　理学療法士さんからは、介護予防にとって重要なトレーニング法に関していろいろとアドバイスをいただきました。これらは、次期商品開発に活かしていきたいと考えています。
　短い時間の訪問でしたが、今後頻繁に情報交換をおこないましょうということで、とても有意義にすごせました。
（写真は「つどいのおか」さん提供）