創業以来、市町村の委託事業により中高年のダイエット教室や、高齢者の介護予防などに携わり、大学の先生
や保健師、栄養士、運動指導士達と一緒にヘルスプロモーションを実行してきました。
そんな中で、運動の苦手な方でも、運動を効果的に実践するのに最適な道具が欲しいと考えるようになりました。しかも、身近な素材を利用することで地元にも貢献できる
ことも必要だと考え、そこで和歌山の紀州材を活かし、ごく単純な「ウッドブロック」を作成しました。
次に「木のダンベル」、最終的にトレーニングチェア「森の音シリーズ」にたどり着いた。
「森の音」シリーズ商品の中で、和歌山の紀州材を活かし、最初に開発した商品です!
ウッド・ダンベルは・・・
主に上肢を中心に、手軽で場所をとらない軽い負荷の筋力づくり運動ができます。
市町村からの委託事業で、和歌山大学の教授と一緒に介護予防教室を企画・運営。その際に、運動が苦手な高齢者に適した筋力トレーニング機器がないことを実感し、作ることの必要性を感じたのをきっかけに「木の香」開発に至る。 トレーニングチェア製品の中で一番軽量で、この時に運動機能(レッグエクステンション・レッグカール)やコンセプト(木製小型軽量)も構成されていました。 座り心地など、さらなる満足度を高める為、「ゆらぎ」の商品開発に臨みます。 |
毎日新聞掲載 |
「ゆらぎ」ワイヤー切れ事件 発生 2008年2月
順調に売上を伸ばしていたときに「ゆらぎ」のワイヤーが切れるトラブルが関東地方にある介護施設で発生。
すぐに回収、確認後、持ち帰り、再現試験を住友金属テクノロジー株式会社にてテストをした結果、簡単には切れないものだが、早いスピードでの運動で切れる事が判明。
対応方法をいろいろと検討した結果、ワイヤーからロープに変更。ワイヤーと同じくらいの強度を持つ、特殊繊維「ベクトラン」を使用し、さらに表面のロープが擦り切れても大丈夫なように、二重構造にしました。
住友金属テクノロジー株式会社にて、ワイヤー切断の確認試験(左) |
「ゆらぎ」に改良を加えた新商品です。特徴としては!
①座った状態から運動アームを出して、トレーニングが出来る
②負荷スプリングから油圧に変更
③重さを軽量にしました。
以上の点を改良した油圧式の製品をと考え、3代目の「なごみ」製造に至ります。
椅子の状態 |
トレーニング機器の状態 |
「あんど」の特徴としては!
左右の脚を独立してトレーニングができます。そのため高度脳機能障害による片麻痺のリハビリ等に適しています。
また、オプションで上肢のトレーニングができます。
「なごみ」は主に介護施設、個人向け商品、「あんど」は医療機関(リハビリ)向け商品!
「もこと」の特徴としては!
背もたれを倒す運動により、背筋を中心として体幹の筋力を鍛えます。
背筋を伸ばした状態でトレーニングをするため、姿勢が良くなり腰痛予防に適しています。
オプションで、股関節の筋肉を鍛えるレッグアダクションができます。
「もこと」は広島大学と共同研究により開発した商品です。
「つどい」の特徴としては!
大腰筋を鍛えるトレーニングチェアです。
シンプルなデザインでお部屋のインテリアともマッチします。トレーニングをしていないときは、普通の椅子として利用できます。
トレーニングするときは、座った状態から座面下のトレーニング部を取り出して、トレーニングをすることができるため、車いすを利用されているような方でもトレーニングができます。